前回 幻のCR500のチョークノブを使用し、ヤマハ チャンプCXのオートチョークを手動化!! しかし実際に車両へ取り付けてみると、エンジン付近がカウルで覆われており操作ができないという問題が発覚。そこで今回は、ワイヤーを使ってチョークを遠隔操作できるように改良(ワイヤーリモコン化)しましたのでご紹介します。
前回のおさらい!手動チョークにしたけど完成車上では操作できない~
調子の悪い電気式オートチョークを改修して手動操作できるように改修しました。かなりいい感じに出来上がり、始動性と通常走行の燃調もバッチリ切り替わるようになったのですが、、。メットインBOXやらカウルやら全部付けるとチョークの操作ができないことが発覚!!!


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じゃどうする?汎用ワイヤーリモコンキットを使って操作系を外部に移設!
という事で今日の結果を先にお見せします。
完成車の状態。唯一チョークノブだけが見えています。

これがASSY完成品状態です。別にこの状態で売ってるわけではありません笑

それではその改修手順!
①汎用のワイヤーキットを買ってくる
NK企画のチョーク移設キットです。良く出来てます。3000円ちょい。



先端の部品とSPGなども付属されています。

②前回製作した手動化オートチョークをばらす
バラします。外側のBODYは使います。

前回M8ねじを切ったこおの黒い樹脂部品とその下のチョーク機能部品は使います。

③改修する! BEFORE/AFTER
改修前(BEFORE)

改修後(AFTER)
M8ねじを4山ほど気合で切ります。

クランプする場所が無くてねじ切るの大変でしたが4山ほど切って磨いてます。
④組立て
前回黒い樹脂部品の内径にはM8ねじを切ってますので、そこにねじ込みます。




まるでそういう商品のように出来上がりました。作るの面倒な人はご依頼ください笑

ポイント
当初作業前はワイヤータイコ部分を新作する案や、前回製作した中心に穴が開いたM8アルミねじを流用&改修する案を考えていました。
しかし現品を眺めながら、汎用ケーブルに付属されてきた部品をそのまま使用し、M8ねじを切ることで対応可能だとわかりました。つるし状態のワイヤー&タイコに付属の部品を使用しM8ねじを追加工し連結します。
クランプするところが無いのでねじ切りは少し苦労しますが2~4山あれば十分ですね。

まとめ
今日は手動化したオートチョークのワイヤーリモコン化でした。なんだか綺麗に容易に出来過ぎて拍子抜けでしたが、NK企画さんの商品企画が素晴らしい!ってことなんでしょうね。ありがとうKN!
これでやっとENGいじりに集中できます。
またね。
👇今回使用したケーブルキット
👇固定用ステー 私は作りましたが面倒なら買ってください。
👇手動化改修を前提に購入するリーズナブルなオートチョーク
👇タップ&ダイス 私の工具は切れが悪かったです💦みなさんいい物で加工してください
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