この記事を読んでわかること。
モトクロスを末永く楽しむために必要なプロテクター類がわかります
現実的に何が起こり、プロテクターを付けることで、ケガを最大限小さくできるプロテクターがわかります。
プロテクターって高いですが、結果的にプラスになるその根拠がわかります。
元IBの私がお勧めするプロテクター類をご紹介します。
結論 その時、買えるものを全部つける
結論! 思い当たる防具は全部付けましょう。
自分なりにその時手に入るものは迷ったら全部付けましょう。
手首、ひじ、おなか、肩、背中、首、膝。
ケガをするとサラリーマンならば、仕事に影響が出ます。
ライダーとしてはフィジカル/メンタルともに、そこまで積み上げて来たものが、一旦リセットされてしまいます。
再度そのレベルに戻すために、貴重な時間とモチベーションを必要とします。
よって、私の考えは、その時 手に入る防具類は全部付けるです。多少かっこ悪い事もありますが、
この防具の安心感によって多くのTRYが出来るのではないかと思います。
モトクロス、走ってると起きる事BEST5!
それでは行きましょう!モトクロスで起きるモードBEST5!!!
5.ジャンプのショート
ジャンプを飛びきれずに手前にショートした場合、大きく2つケガのリスクが考えられます。着地の1次衝撃でケガするパターンとリバウンドで飛ばされて2次着地でケガするパターン。
4.ハンドルの振られ
ギャップの通過中や、高速のストレートでの急激な減速などで発生します。
手首や親指をケガします。
3.前転モード
ジャンプでリヤの跳ね上げをもらった時や、フープスでのリヤの跳ね上がりで発生します。
首や背中、肩を痛める事があります。
前転モードの強さによりますが、猫のようにくるっと回って着地できるといいのですが。。
2.リヤからスリップダウン
乗れて来たときに発生するモードです。基本的なフォームが取れていて、そのままスリップダウンで終わればBESTですが、我慢しようとして、足を付いたり、ハイサイドになるといろいろ痛いです。
1.フロントからスリップダウン
突っ込みすぎで発生するモードです。スピードレンジにもよりますが、だいたい手が外れてしまう場合と、そのままハンドルを持ったまま転倒する場合があります。
やはりこの挙動もズルっと前輪が滑ったときに、足を付いたりしている場合が多いので、
いろいろ痛くなります。
BEST5が起きた時に最大限守ってくれる防具類
5.ジャンプのショート
まず手首です。だいたいハンドル持ってそのまま前輪から着地しますので、手首を痛める事があります。
手首のサポーター類を装着していると、その大荷重から手首を守ってくれます。可動範囲は狭くなりますが、必要十分です。昔は毎回テーピングで固めて乗ったものですが、最近は良いものがあります。
4.ハンドルの振られ
だいたい左右の親指を中心に捻挫相当が良く起こります。親指の捻挫は案外完治に時間がかかります。
3.前転モード
はい。まず顔や頭から着地しますのでこれ。
ネックブレース。転倒時の首への負荷を緩和します。首の可動範囲が狭くなるので、多少乗りにくくなりますが、私は付ける派です。F1など4RレースではMUSTアイテムになりつつあります。
次はブレストガード。ネックブレースとの併用時のマッチングがあるので、できれば同一メーカーで揃えると間違いないです。転倒時にお腹や脇腹をハンドルなどに打ち付けることがあるのですが、ガードがあると緩和されます。その他モトクロス特有ですが、接近戦の最中、前を走る車両が巻き上げる土や小石が飛んできて痛い事があります。ブレストガードはこのために装着するというユーザーすらいます。
2.リヤからのスリップダウン
ズルっといった時、足がでるのですが、まずは膝関節を守りたいです。膝は前後内外の靭帯損傷のリスクがありますが、ニーブレースによって低減できます。高価ですが、値段に応じてフィット感が高まります。
1.フロントからのスリップダウン
フロントから滑ると結構いきなり地面に叩きつけられる場合があるので、肘と肩にガードがあると良いです。ガードが無いと、手を地面に付きたくなるのですが、手首は痛めやすいので、ガードを付けて転がった方がいいです。転倒時にバイクと絡んだときにもその接触衝撃を緩和してくれます。昔はブレストガードと言うと硬質な樹脂だったのですが最近はゴムのような柔らかい素材でフィット感も良いです。
最後はひじのプロテクター。一番ポピュラーですが、あると安心度が大きく高まります。
ケガしない≒楽しい≒積み重ね→いつのまにか上手
なんのスポーツもそうだと思いますが、ケガは最大限回避して、その中で自分の限界を超えていけるように日々TRYしたいものです。ガード類、プロテクター類は自分の身代わりになってくれます。
転倒してガードが壊れる事がありますが、ガードがお仕事してくれた証拠です。
ありがとうの気持ちを込めてメンテナンスしましょう。
怪我せず積み重ねると、MOTOCROSSがいつの間にか上手になります。
最後に
防具を付けても全てが保証されるものではありません。
しかし世の中にはとても良い防具がたくさんあります。
ぜひ自分の体形に合うものを装着して怪我無く走り続けましょう!
またモトクロスの防具類はある意味、このスポーツを象徴するグッズです。
ぜひその時代で最新の素材や形状、仕様のものを買っちゃって楽しんでください。
それではまたね。
コメント