【体験談】初めてレースに出るときに必要な準備&揃えた装備一覧 | 一式装備

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初めてのモトクロスレース。ゼッケンを貼ったマシンを前にすると、それだけで胸が高鳴りますよね。「いよいよ本番!」というワクワク感の一方で、「準備はこれで大丈夫?」「装備って何が必要?」と不安になるのも当然です。僕も最初のレースは右も左も分からず、当日になって慌てた経験があります。この記事では、そんな初参戦ならではの体験談を交えつつ、レースに挑む前に揃えておきたい装備一式と準備のポイントをまとめました。最初の一歩を最高に楽しむために、ぜひチェックしてください!

初めてのレース前、どんな準備が必要か?

何から準備すればいい?これで足りてるかな?お金かかるな?緊張する~。

初めてのレースって何から準備すればいいか分かりませんよね。

ゴーグルのティアオフが無かった。

練習走行でもう泥だらけになってその後どうしたらいいか分からなくなった。

転倒してそのとき初めて応急処置グッズが必要だと感じた。

今日は必要なモノ全体像と装備・持ち物をご紹介します。

これから出る人が「最低限知っておくべき」準備の全体像をご紹介しますね。


揃えておくべきモトクロス装備一式

私の最初のレースはたしか、HARP(桶川)で行われていた”キッズスーパークロス”のNBクラス。

とあるサークルを辞めて一人でやることを決心してレースにいきなりエントリーしました!

ほんとね、バイクと最低限の備品しか持ってなかった気がします。リザルトも覚えてません。

でも、たしか見知らぬ世界に一人で飛び込んで、レースをやり切った達成感を覚えています。

それでは以下、装備、必要なモノ一式の列挙説明行きます!

ヘルメット

ヘルメットは唯一モトクロス用品の中で公認/非公認が存在します。例えばMFJのレースに出場しようとすると、MFJの公認が取得されたヘルメットかどうか、検査されます。草レースではそこまでの厳格なものを問わない場合が多いです。ただし大きな傷や破損部が無いかチェックされます。車検のときに確認する場合がありますので、事前に確認して各種レースではまず確実にレースに出場できるヘルメットを準備しましょう。

私のお勧めは最近はFOX V1。国内正規品はMFJ公認は取得、抜群のコスパです!

ゴーグル

レースではゴーグルは実戦的にはとても重要なアイテムになります。オフロードレースでは前を走行するライダーが巻き上げたルースト(土や砂、泥、小石)を全身に浴びながら10分や15分走ることになります。ゴーグルのレンズに泥が付くとすぐに見えなくなります。練習走行ではパドックに戻って泥を洗う等ができるのですが、レースでは拭って走り続けることになります。すばやくクリアな視界を確保する為にはいわゆる捨てレンズ(ティアオフ)というクリアシートを数枚重ねてゴーグルに張り付けておく必要があります。 私はメガネかコンタクトユーザーですので、もしゴーグルを外すことになったら、泥がメガネやコンタクトに付着しそれこそ走行困難になりますので、ゴーグルを外すことはほぼリタイヤを意味します。 ティアオフ がモトクロスレースではMUSTアイテムです。

レンズはほこりの日は青いレンズ、日差しの強い日はスモークよりミラーのレンズを最近使います。

私は最近100%のゴーグルです。オークリーは顔の形に合わなくて額の汗が落ちてきます。

ジャージ。パンツ

ジャージとパンツこれは、公認/非公認はないので好きなものを着ます。装着するプロテクター類によってサイズを若干変更することがあります。ニーブレスとブレストガードです。ニーブレスは最近準MUSTアイテム化していますので、これを前提にパンツの膝周り寸法は考慮されており内側には補強が入っているのが普通です。ただし値段やグレードによってこの部分のフィット感と強度が異なりますので、よく考えて選んでください。パンツのサイズですが、大きすぎるとライデイング時にずり下がってしまいますので、ジャストフィットしたものを選んでくださいね。次はジャージ。もしブレストガードをジャージの下に装着するならば、収縮性があるか、ゆとりがあるか、確認する必要があります。

私のおすすめはTroy Lee DesignsのGP AIRシリーズです。手ごろな値段とメッシュで涼しく、必要な部位強度は十分あります。

ブーツ

ブーツはお値段に正比例して履き心地、操作性、安全性が高まります。私のお勧めはアルパインスターズ テック10です。値段がとても高いのですが、もうこれ一択です。新品時から履きなれたブーツのように違和感なく、安全性は確保されます。それ以下のグレードも”ならし”を行なえば十分に機能しますので、お財布と相談しながらご購入してください。

プロテクター

ニーブレースとチェストガード、できればネックブレースまであればBESTです。私の場合、ニーブレースは、以前じん帯を痛めた際に病院で作ってもらったフルオーダーを左右しようしています。チェストガードとネックブレースはアルパインスターズを使用しています。アルパインスターズはチェストガードのフィット感が素晴らしく、好んで使っています。インナータイプを使用しています。

プロテクター類はサラリーマンライダーの月曜日の出勤を確保してくれるMUSTアイテムになります。レース備品というよりもモトクロスを楽しむ上でコストを最大限かけてほしいところです。

グローブ

グローブはジャージよりも優先順位を上げるべきアイテムです。

転倒したときに最も最初に地面に接触する可能性がある。

転倒したときに、クラッチレバー等に挟まる可能性がある。

転倒したときに、高温のマフラーを触ってしまう可能性がある。

走行時に親指付近への擦れを受ける可能性がある。

上記をグローブをすることによって、ケガの可能性を低減できます。

グローブも値段に正比例して上記の安全性+操作性が向上します。

ジャストフィットの高品質なグローブで操作性と安全を担保してください。

レース当日の持ち物リスト【チェック式】

□ レースエントリー受理書 
□ ライセンス、(保健書、マイナンバー)
□ ゼッケン 、 車検証
□ 工具(Tレンチ、タイヤゲージなど)
□ 替えチューブ、予備ガソリン、ビニール袋(泥対策)
□ 折りたたみイス、タープ、着替え、タオル、食料

□ スペアパーツ類(レバー、プラグ、BOLT類、ハンドル)
□ 大き目の壁掛け時計(パドックで見やすい大きな時計が有効)
□ ガムテープ(タイスケの貼り付け、ブーツの泥入り防止など)
□ 最低限の泥を落とす道具(しゃもじ笑、ブラシ、手洗い水、洗車機) 
□ サインボード(友達のレースでサインを出すとテンション上がる!)

当日の流れと注意点【ビギナーあるある私もあるある

レース当日のやる事を列挙します!

レースの日AMは特にバタバタします。朝の受付〜車検〜下見~練習走行〜ヒートレースまで。

以下にざっくりラりたい事を列挙します。

服の着替えタイミング

服の着替えタイミング結構難しいですよね。私の場合、ブリーフィングの前には着替えます。

走行直前に着替える人は結構います。本人のルーテイーンやその環境が確立されているならば、

そのやり方に任せます。

ティムガイザーは家から着替えて来るらしいです。よって別に早くから着替えて準備することも

全く悪い事ではありません。本人の精神状態が安定すること。これが重要です。

トイレ

トイレ問題は結構重要です。当日朝は混む場合が多いので、早めが良いです。レース当日は早めに起床し

軽く運動、朝食を取ると自然に早めの時間にトイレ行くのではないでしょうか。もちろん当日早めの起床には

前日からの体調管理が出来ている事が重要です。モトクロスやると体調管理もされて健康になりますね!

ブリーフィング

大会関係者からレース運営やコースに関する重要な事項を伝えられることがあります。ここに積極的に参加するライダーは結構マジです。既に目の色が違います!主催者の話し、ライダーのマジ度をよく観察してください。

コースに関しては、当日のコース注意点や変化点を教えてくれます。公式練習で自分だけ変なところ走行したりしないように良く聞いてください。

ブリーフィングの後は公式練習に入りますので時間はタイトです。事前に着替えて参加することをお勧めします。

公式練習、予選の集合時間、場所

公式練習の集合時間と場所の確認はそのまま予選の集合時間と場所になります。何時集合か?そこにたどり着くまで自分のパドックから何分かかるか?場所はどこか?公式練習の段階から確認も兼ねて行います。

集合場所は日陰があるか?バイクを立てかける場所はあるか?コースが見える場所か?メカはどこで待機するか? これらによって、持っていくものを選択します。

公式練習

公式練習はおよそ10分から15分。5周~7周の走行時間になります。

A:走り慣れたコース。

B:全く走ったことが無いコース。

C:走ったことはあるが今日は新しいセクションがある。

D:走ったことはあるが今日はドマッドだ。

いろいろあります。

一つ言えることは楽しんで走る事。

日々の練習からレースエントリー。そこからの準備の期間。レース特訓の期間。特訓でケガをして今回はパスしようかと思ったりした日々。

これらを乗り越えて今日のレース本番を迎え、公式練習をついに走っている。もう十分に称賛に値します。

ぜひ楽しんで公式練習を走ってください。

以下にABCDごとに簡素に私なりの注意点、コツを書き出します。ご参考にしてください。

A:公式練習は最前列で最初にスタート。ライバルとの差を掴みながらどんどん走ってみてください。

B:他のコースでバトル仲間を見つけ後ろを走る。安全にすべてを盗む事ができます。

 ラインどり。飛ぶジャンプ。飛ばなくていいジャンプ。走行ノウハウの現場相互補完の精神です。

C:例えば2連ジャンプがある場合。スタートは最後尾。流して走行し、2連攻略に集中する。

 3周目、4週目に飛べなければ、残りの走行時間はその他ラインどり等の確認を行う。

D:先頭スタートMUST。2周先頭で全開走行したら一旦PITIN。ゴーグル交換。グローブ交換。休憩。車両状態確認。 セッテイング変更し再走行2周。ENGの吹け、高回転の伸び、ラジエターの水、チェーン遊び要確認。

マッドの公式練習は転倒して時間を使うともったいないので、2周集中走行を数回行う。

事前に準備できるもの、こと

ゴーグルのティアオフのセット。ゴーグルは出来れば2セットほしい!

2stユーザーなら混合ガスの事前準備。

タイヤの空気圧調整。雨用タイヤの選択交換。

エントリーリストに知っている人がいるかどうかの確認。

前日夕方や当日朝のコース下見。仲間との話し合い。

  



💡 グッズ事前準備 再確認 チェックリスト形式

装備注意点なぜか
ヘルメット・ブーツ公認ヘルメットが必要か最悪の場合、レースに出れない
ゴーグル・プロテクターティアオフ、スペアゴーグル雨の日は、泥とレンズくもり
工具・整備グッズ緩みやすいBOLTとその工具レースは負荷が高い
携帯イス・タープレクリエーションマインドを持つその余裕が高リザルトを生みます

□ レースエントリー受理書
□ ライセンス、(保健書)
□ ゼッケン 、 車検証
□ 工具(最低限:Tレンチ、タイヤゲージなど)
□ 替えチューブ、予備ガソリン、ビニール袋(泥対策)
□ 折りたたみイス、タープ、着替え、タオル、食料

□ スペアパーツ類(レバー、プラグ、BOLT類、ハンドル)
□ 大き目の壁掛け時計(パドックで見やすい大きな時計)
□ ガムテープ(タイスケの貼り付け、ブーツの泥入り防止)
□ 最低限の泥を落とす道具(しゃもじ、ブラシ、手洗い水、洗車機) 
□ サインボード(友達のレースでサイン出すとテンション上がる!)

まとめ

今日は【体験談】初めてレースに出るときに必要な準備&揃えた装備一覧 | 一式装備 をご紹介しました。

初めてのレースはだれでも緊張するものです。1回体験すれば次からはうまく出来るようになります!

最初はまわりを見渡すくらいの余裕を持って臨んでください。

きっと皆さんの趣味の新たな一つがいい感じで始まると思います。

それではまたね。

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