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【完全初心者向け】モトクロス練習の始め方 コースデビュー前にやっておくべきこと

RIDE

モトクロスを始めたい!でもまず何をすればいい?

モトクロスコースで走ってみたい!

モトクロスコースで走ってみたい!素晴らしいです。でもいきなり行くのは怖いですよね。

大きなジャンプ、急な下り坂、長いストレート、難しいサンドセクション、遅い人と速い人がどうやって共存して走るの?ジャンプ飛ぶ人と飛ばない人のルールがあるそうなのだけど、どんなルールなの?コース内はひたすら全開で走る必要があるの?ゆっくり走ってはだめなの?初めてだと気になりますよね。

公道とモトクロスの違い

公道は交通ルールを守って基本的に移動のための道です。モトクロスコースは決められたコース内を基本的には速く走ることを目的にしています。速く走っていいのです。そしてたまにはライバルと競う事もあるでしょう。そんなことをやっても良い場所、それがモトクロスコースです。ただしモトクロスコースにも一般公道に似たルールはあります。遅い人は速い人に配慮して譲る心を持つこと。速い人は遅い人い配慮して避けて上げる事。これが公道とモトクロスの違いであり、似ている部分です。


コースに行く前にやっておくべき3つのこと

バイク操作に慣れておこう(立ち乗り・半クラ・急制動など)

→ 広場や未舗装の空き地で練習する方法

モトクロスコースデビュー前に練習できることをご紹介します。

立ち乗り…意外と難しいですよ。とりあえずフォームは気にせず、立ってバイクに乗る事がMXではとても重要です。空地や河原で練習してみてください。これだけで十分楽しいですが。。。

半クラ…半クラッチの操作は低速コースのEDコースなどで必要になるスキルです。最近のハードEDではトライアルに近いライデイングを求められるセクションがあるので、この半クラ操作の延長線上にあるフロントアップ(ウイリー)も空地や河原で練習すると良いです。

急制動…これはMXスキルそのものになります。モトクロスコースはアップダウンがあってブレーキングがハードなセクションがあります。フロントブレーキやリヤブレーキを急制動したことが無い人は初心者には結構多いので、これらもモトクロスコースデビュー前に空地や河原で練習すると良いと思います。

これらの練習もコースで行うことが出来るミニコースがあったりしますが、フルコース走るのと同様に走行料がかかります。ぜひ近場で走れるローカルな場所を捜してみてください。

最低限の装備を揃える(転倒は前提)

→ プロテクター・ゴーグル・グローブなど

そうなんです。まずね、転倒することを前提にします!モトクロス及びEDの最も面白いところです。ロードにくらべると圧倒的にけがのリスクが低いです。だたし未舗装路は低速でも滑るので転倒時に守ってくれる装備は付けたいものです。ロードのように「つなぎMUST」などのルールはありません。オフロードの世界は自由なんです!以下に一般的な装備をご紹介します。

ヘルメット…最近は海外製のリーズナブルなヘルメットが多いです。性能も十分!新品がいい。

ブーツ…最初は中古で譲ってもらったものでもOKです。足首を守ってください。

ゴーグル…泥が飛んでくるんです。ゴーグルも最初は中古でOKです!

チェストガード…転倒すると脇腹や胸を打ちつけます。MUSTアイテム。自分用がBEST。

肘当て…初心者にはMUSTアイテムです。新品買っちゃってください。

膝当て…ニーブレスは高いので、最初は膝当てから。自分専用を買ってみてください。

靴下…モトクロスブーツやニーブレスをすることを前提とした厚手で膝上までの長さのもの。新品がいい。

グローブ…準消耗品になっていくものです。ジャストフィットサイズを買ってみてください。

動画でイメトレをしておく(YouTube活用法)

動画でイメトレをしておく。これは8の字やゼロの字などの基本練習方法の動画や、実際のコース走行の動画を見て事前にシミュレーションすることができます。特に初めて行くコースに関する情報はyoutubeで入手可能です。素人さんから、そのコース管理者のもの、開催されているレース主催者のもの、たくさんコンテンツがあると思います。見れば見るほど、シミュレーションが出来ますので活用してください。でも一つ言えることは、ぜひリアルで現地に行ってくださいね!勇気を出して行動あるのみです!


いざコースデビュー!気をつけるポイント

いきなり飛ばない

コースインしてもし飛べそうなジャンプがあってもいきなり飛ぶのは危険です。2周は習熟走行を行ってその前後の路面の状況をよーく確認しましょう。ジャンプを飛ばない場合は、基本的に左端を走ります。中央をゆっくり走ると最悪の場合、上から乗っかられることがあります。これは本当の話しです。モトクロスは3D競技なので、お互いが注意して走る必要があります。こんな大きなジャンプはいきなり飛ばないか。。

後続への配慮(止まる位置)

コース走行では後続車への配慮が必要です。前方で何かトラブルが発生していた場合、後続車に知らせることはとても重要です。また、例えば自分がその他の走行者と比べて少し遅いと感じたならば、周りの人に上手に抜いてもらう配慮を行うことも大切です。速い人、上手な人は基本的に遅い人をイイ感じに抜いていってくれますのであまり過度に心配する必要はありませんが、ブラインドコーナーや、着地位置が見えないジャンプセクションでは、後続車に自車の位置を事前に知らせること。飛ばない場合は左端をすばやく通過すること。これに配慮してみてください。

もし前方でトラブルが発生していて、自車もコース上で停止する場合は、出来るだけ後続車から見える位置で停止して、後続車に手を上げて減速することを促してください。

レベル差があってもコース上の走行者と共存する意識を持つことはこの競技(趣味)を長く続けるためにとても重要になります。

わからなければ常連に聞くと優しく教えてくれる話

コースには主みたいな人が必ずいます。いろいろ教えてくれます。コースの特徴、過去のトラブル、よく来るライダーの特徴。BESTライン。NGライン。こういうノウハウは人とのコミュニケーションで引き出せる話しです。迷ったら聞いてみてください。


最初の練習で「これはやって良かった/やらなきゃよかった」

→ 自分の体験談ですが、CRM250で河原走行を繰り返し、いざMXコースに行ったとき。ストレートでハンドルがロックtoロックに振られてストレートの真ん中で吹き飛ぶように転倒したこと。

モトクロスコースは河原とくらべ、スピードが出るのでセッテイングが出ていないと大きくハンドルを振られることがあります。今考えればCRM250は二人乗りバイクでリヤサスのバネレートが標準では硬く、フロントヘビーになり易いから注意が必要だという事は分かるのですが、オフロードを始めたころはそういうのは全く分からなかったので、河原で結構いい感じで走れていたので、MXコース(HARP本コース)もそのままで行ってしまいました。幸い大けがはしませんでした。ぜひ皆さんは、モトクロスコース初走行の場合は、おごる気持ちを抑えて、体とマシンの状態をよく観察しながら走行を開始してください。いきなり全開でいかれませんように。


まとめ|準備さえすれば誰でも楽しめる!

  • 最後に「練習の一歩目リスト」。
チェック項目内容のポイント
基本操作の練習立ち乗り(スタンディング)、半クラッチ、低速Uターン、ブレーキ感覚など
最低限の装備を揃えるゴーグル、グローブ、プロテクター(胸・ひじ・ひざ)、MX用ウェアなど
安全な練習場所を確保広場や未舗装の駐車場で15~30分程度の練習(車が来ない場所)
動画で事前にイメージを作るYouTubeなどで初心者向け動画をチェック(姿勢・操作)
コース前に“ひとり練習”しておく怖さを減らし、基本操作を“自然にできる”状態にしておく

今日は【完全初心者向け】モトクロス練習の始め方 コースデビュー前にやっておくべきこと でした。

最初の一歩は小さくてOKです!上の5つをクリアすれば、もう立派な「コースデビュー予備軍」です。

不安より「楽しみ」が増えてくるはずです。ぜひ試してみてください。そしてMXコースでお会いしましょう。

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