「エアスクリューどっち回す?2ストの正解|濃い・薄いの見分け方とベスト位置」

RIDE

「エアスクリューって、薄くしたいときどっち回せばいいんだっけ…」

自分も最初これで完全に迷いました。
しかも適当に回したら、逆にエンジン調子悪くなって「余計わからん」ってなるやつです。

極端に廻すと余計調子悪くなって、戻そうにも、元の位置も分からんくなったってよくあります。

2ストのキャブってシンプルそうで、実はここが一番ハマりやすいポイントです。
特にエアスクリューは「濃い・薄い」の判断とセットじゃないと、ほぼ勘調整になります。

この記事では、自分が実際にセッティングでハマった経験ベースで

・どっちに回すとどう変わるのか
・濃い/薄いの“リアルな症状”
・実際に決まる位置の出し方

を、初心者でも再現できる形でまとめています。

👉読み終わる頃には
「なんとなく触る」じゃなくて
「狙って合わせられる状態」になります。

2stキャブのエアスクリューってどっち回すの?

キャブセッテイングって難しそうですよね。

エアスクリュー調整は、ケイヒンもミクニもマイナスドライバーだけで出来ます。

ねじを回すだけで、キャブセッテイングが変更出来るのです!

しかもその調整によって、ライダーが最も初期に感じる部分である、アクセルの開け口でのエンジンの

ピックアップ特性が大きく変更可能です!

👇関連記事 ”絶対焼きつかな!2ストチャンバーセッテイング実践編”

絶対焼きつかない!2ストチャンバーセッテイング実践編、必要な工具セット 
絶対焼きつかない!2ストチャンバー車のキャブセッテイング実践編です。

エアスクリューってなんだっけ?

アクセル開度が0~15パーセントほどの間のスロージェットへの空気量を調整しています。

メイン、スロー同様にエアスクリューのオーダーも

標準値がありその前後が調整範囲となります。

外気温と高度に合わせて適切に微調整すると

OEMが量産販売車両で本来達成したENG特性をいつ何時でも引き出す事ができます。

またライダーの好みに応じたEng特性に味付けする事もできます。

キャブまわりちょっとだけ洗いますか。

👉関連記事 扱いやすい2stにセッテイングします!初級編!2stキャブセッティング ジェットニードルのクリップ段数調整

【初心者向け】ニードルクリップ段数の決め方|上げる・下げるの判断と症状別セッティング
ジェットニードルのクリップ段数調整で悩んでいませんか?上げる・下げるとどう変わるのか、濃い・薄いの判断基準と症状別のセッティング方法を初心者向けに解説。中間開度のモタつきや吹け上がり改善に役立ちます。

調整すると何が良くなるの?

ライダーにとってはアクセル全閉から徐開したときのENGのピックアップ特性に影響します。

またEng高回転からアクセル全閉時の回転数の落ちのスピードを変化させます。

例えば最初のピックアップが悪いとライダーは更に大きくアクセルを開け増しますよね。

すると余計にGASが流れますのであとからまとめてドンと燃焼し、後から不要に大きく加速してしまいます。

疲れるバイクになります。

一方、ツキ良すぎると、アクセル全閉から徐開の操作が神経質になります。過剰な反応です。

滑る路面でのコーナー立ち上がりでトラクションをかけるのが難しくこれも疲れるバイクになります。

エアスクリューは外して穴に向ってエアブローすると、スロージェット、メインジェット

に貫通していることが分かります。

経路としてはすべての領域に影響しています。

👇関連記事 ”冬到来!11月のキャブセッテイングエアスクリュー編”

冬到来!11月の2stキャブセッテイングエアスクリュー編
11月初旬は冬への季節の変わり目で、キャブ車に乗っていると夏場とは明らかに調子が異なってきます。現実的にはどこをいじれば良いか相談にのります!

作業前の洗車にダートスコート。油も泥も良く落ちます。

影響がある範囲を図で説明します。

青丸をした範囲だけに今回のキャブセッテイング変更は影響します。

エンジンの駆動力が大きく発生するアクセル中~高開度の領域には影響しません。

初心者向けにピッタリのキャブセッテイングお試し調整部です。

ぜひTRYしてその変化を体感してください。きっと面白いです!

引用元:本田技研工業株 2003YM CR125 オーナーズマニュアル

👇関連記事 ”【初心者向け】2stエンジンが高回転で綺麗に廻らない時の原因と対処”

【初心者向け】2ストキャブセッテイング高回転が綺麗にまわらない時の対処法|確実に直すセッティング手順
キャブ調整後にエンストしてしまう原因と対処法を分かりやすく解説。アイドリング不安定・発進時に止まるなどの症状別に、正しいセッティング手順と改善ポイントをまとめました。初心者でもすぐ実践できます。

それでは、エアスクリューの調整方法です。

マイナスねじにピッタリフィットして、確実に廻せます。PBスイス。

①オーナーズマニュアルで指定されている標準位置に合わせます。

目安の標準位置は、

KEIHINなら全締めから 1回転と1/2戻し回転数

MIKUNIなら全締めから 1回転と3/4戻し回転数です。

写真の金色のマイナスのねじです。

ちなみに黒いねじはアイドル調整ねじです

②暖気します。

③アイドリングを少し上げます。

④2~3回空吹かしします。

⑤ENG回転数が下がってきて安定するまで待ちます。

⑥エアスクリューをマイナスドライバーで 1/4回転ほど、締める/緩める 方向に回して

 アイドリングが高くなる位置に調整します。

⑦ ④~⑥を繰り返します。

⑧アイドリングが最も高くなる位置に調整できたら、アイドリングを元の回転数にもどして終了です。

エアスクリューの最適位置はアイドル回転数が

最も高くなる位置です。

オーナーズマニュアルにも気温と高度によってエアスクリューの推奨値は記載ありますので

参考にしながら、実車で探りながら調整してください。

迷ったら、分からなくなったら、標準に戻してください。これ基本です。

👇関連記事 ”困った~!キャブセッテイングってどうする?2スト基本編 グッズ紹介!”

困った~!キャブセッティングってどうする?2スト基本編 グッズ紹介!
2サイクルバイク全般に通じるキャブセッテイングの基礎情報。話しの土俵はHONDA CR125,250,500!です。必要なグッズご紹介します。

👇キャブまわりは特にパーツクリーナーで常に綺麗にしながら作業します

まとめ

キャブセッテイングで最も体感しやすいものがエアスクリューの調整。

ENGのピックアップ特性を調整する。

方法はマイナスドライバーで行う。

セッティング作業がやりやすい高めのアイドリング状態で行い、最もアイドリング回転数が高くなるポイントがエアスクリューのマニュアル最適位置。

最適位置が出たら、ライダーの好みで濃くしたり、薄くしたり微調整する。

最後に、アイドリング回転数自体をもとに戻す。

それではまたね。

👉2stOILで悩んだらこれも読んでね”2stユーザー最大の悩み?2stOILってどれ選べば良い?おすすめオイルとその混合比ご紹介!

2ストオイルどれがいい?初心者が迷わない選び方+おすすめ
2ストオイル選びで迷っていませんか?街乗り・モトクロス・高回転走行など用途別におすすめの選び方を解説。安いオイルでも大丈夫?高性能オイルの違いは?初心者でも失敗しない基準を分かりやすくまとめました。

👉エアスクリューが廻しやすいドライバー

👉キャブをメンテする前の洗車洗浄に。ヘッドライト黄ばみも取れます。

👉ガレージに1つあると超便利です。リフトUP!

👉これ結構皆さん使い始めましたよね。キャブまわり等の必要最小限の現場洗車に。

👉私が一番好きな本です。

タイトルとURLをコピーしました