2stモトクロス スタートでシフトミスしない方法教えて?

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結論です。2速スタートで、ファイナルレシオはショート化

2速スタートすると、1速⇔2速の間にあるニュートラルポジションにシフトが入ってしまう事はありません。

確実にミスする可能性を一つ潰し込む事ができます。

そしてもう一つ、1速がローレシオすぎて駆動力が高すぎることがスタートダッシュでのタイヤの空転

の原因でもありますが、2速ではギヤ比が高すぎると最初は感じると思いますので、

ファイナルレシオのスプロケットをショートレシオ化します。スプロケ交換です。

具体的には13Tー50Tを13Tー52Tに変更する。または、12Tー49Tなどに変更します。

ちょっと高めのギヤ比の方がいい感じでトラクションが掛かりやすくなります!

上記によって2つの問題発生の可能性を低減できます。

限られた時間でレースを楽しみたいサンデーライダーの、考えられる最善最強仕様の出来上がりです。

よくあるミスのパターン4つからの今回の対策のヒント…。

スタートミスの可能性がある事を列挙してみます。それぞれ潰し込む事が出来ますが難易度はそれぞれで

1速スタート、不要で唐突な駆動力による過度な空転、過度な横滑り

乗車位置とマシンの直立を保つ練習、スムーズなクラッチつなぎ操作、素早い2速へシフトの練習。

→しかし練習してすぐ克服できるならみんなやってますよね。

1速スタート、2速にシフトチェンジしたものの、ニュートラルに入ってしまいENG空回り

1速スタートがうまくいっても、その次に待ち構えるシフトのかき揚げ操作。

ブーツのすね部分でシフトUPするなど、ステップに足を上げることなくシフト操作する練習を行う。

→上記同上に練習あるのみ。シフトペダル周りのガタによるシフト不良もあるので、メンテ&交換も必要。

2速スタート、STDのファイナルレシオではロング過ぎて半クラッチ操作むずかし~♡

上記3つの経験をすると思い付く初期の対策だと思います。しかし半クラッチ操作の練習は必要。

→練習で克服できる可能性は十分あります。実は1速スタートよりいいことだらけでどうせ練習するならこっちです。

3速スタート、半クラッチ操作が難しすぎて、レーシングスタートできず。。。

つるしの状態のファイナルレシオでは2st250でもかなり難しい。ただし私はIB時代結構常用したモード。

SUGOとか。

→半クラッチスタートの練習がかなり必要。MISSオイル交換やクラッチメンテ必要。

以上のようによくあるミスのパターン4つからの今回の対策の方向性は、

1速スタートは避ける方向。

ただし2速スタートは半クラに自信が持てない間はギヤ比で工夫したいという事になります。

なぜ2速スタートのファイナルローレシオ化がいいのか?

1速では基本的にローレシオ過ぎて駆動力過多となりやすく、タイヤの空転や横滑りの確率は高いです。

また、すぐ吹け切るので素早いシフトUPが必要だが、それが難しい。取っ散らかってる場合が多い~!

更に、一般的に1速と2速のギアレシオは離れていることが多く、パワーバンドを外さない1速から

2速への連続的加速が難しい場合が多いです。(クルマは1速って坂道発進用だったりしますよね)

引用元;本田技研工業 CRF450R基本諸元表

ただし2速、3速スタートでは長時間の半クラッチ操作が必要でレーシングスタートはなかなか難しいです。

よって、上記を部品交換によって対策します。スプロケ交換です。

1速⇔2速間にあるニュートラルポジションを通過することなくスタートしますので、

どんなにミスっても1速か2速の駆動力は絶対確保されます。

そして2速スタート(1.5速スタート)すると、隣にいるライバルに対してシフトUPのタイミングを

より前の位置で行なうことができます。

並んでスタートしたライバルに対して一瞬でも前に出ることができれば、

有利な位置で落ち着いて次のギヤへシフトUPが出来ます。

もし3速スタートの半クラッチスキルを身に着けることが出来たら?更に?

そうです!更に、、、3速スタートの半クラッチスキルを身に着けることができれば、となりにいるライバルが

シフトUP2回やっている間、前に出る事が出来ます。

シフトUPによる駆動力切れは挙動の乱れにもつながりますので、その可能性も排除できます。

ミスの小さな可能性を一つ一つ潰し込んでいくことって重要です。

まとめ

2stモトクロス スタートでシフトミスしない方法は2速スタート。

ただし、半クラッチの時間が長く操作が難しくなる可能性はあるので、ファイナルレシオをショートに変更する。

これによって、ニュートラルに入る事によるシフトミスを排除できる。また、隣にいるライバルに対して

シフト操作1回分前に出ることができる。ないしは、隣にいるライバルに対して異なる位置でシフトチェンジ

できるため、スタート直線区間での異なる駆け引きが出来るようになる。

またね。

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