結論:針の動きと音がいいですね~
今日はエアゲージの話しです。
いろいろ使いましたが最近これです。値段高いけど、かなりいい。
商品名 特徴
BRIDGESTONE レーシングエアゲージ RCG-10です。
定価 15290円。
先端形状違いで2種類あるのですが私の購入したものはバルブへの当て方90度横に向いているタイプです。
空気圧を抜く事で調整します。赤いアルマイト部分の横に押すところが付いています。
押すとプシュッといい音で空気が抜けます。
ホースの長さは適度な長さが確保されています。
MAX400kpaのメモりです。
専用のケースもセットで買いました。
ブリヂストンレーシングエアゲージRCG-10/RCG20専用 プロテクトケース
定価 5500円
ケース内のスポンジがいい感じです。
空気圧を低めでタイヤのグリップを得たい人は信頼性の高いエアゲージを!
空気圧低めにするとモトクロスやエンデューロでは、何をいじるより圧倒的にフィーリングが良くなるんです。
不要に跳ねない。リバウンドしない。地面にタイヤが張り付く。トラクションする。滑らない。
サスペンションでこのフィーリングを出すのは至難の業なんですが、空気圧を落としていくと、
あっさりとこのフィーリングが得られます。
しかし、空気圧を抜くと、パンクしやすくなるんです。リム打ちです。リムも曲がります。
パンクすると戦線離脱です。ま、ほぼリタイヤですよね。
よって空気圧の設定は慎重に行いたい。実績のある空気圧を安定してセッテイングしたい。
エアゲージが正しい空気圧を測定することができているか。作業が多少ラフでも安定して正確に
毎回測定できているか。今日は0.7まで落としたいけど、そのエアゲージはほんとに正確なのか?
そんな時に信頼性の高いものがあると、今後に繋がる攻めが出来ます。
私の使い方
私はモトクロスバイクのタイヤの空気圧調整に使用します。
ロードの方より取扱いは基本的にラフかもしれません。
また、土や泥、雨などにも触れる機会は多いです。
常時トランポ(ハイエース)の中に置いてます。
空気圧はコンプレッサーや空気入れで入れた直後はだいたい300kpaで、そこから
モトクロス乗車時の適正空気圧の60~100kpaの範囲でだいたい調整します。
利点と欠点
ゲージ自体が直径が大きいので、とても見やすいです。エーモンの400kpaより直径が大きくて見やすいです。
モトクロス車は空気圧の基本設定が低いので、実際ちょっとしかゲージが動かない範囲で調整することに
なるのですが、直径が大きいゲージなので針の動きが見やすくて空気圧が確認しやすいです。。
そして空気を調整するときのボタンを押した際のプシュっという音が歯切れ良くとても節度感があります。
針の動きは俊敏で、おかしな動きはまったくしません。
昔、トライアル用のMAX200kpaのエアゲージを使用していた事があるのですが、
コンプレッサーで空気を入れた直後の空気圧、たぶん200kpa以上だった空気圧の時に
測定してしまい針が振りきれて一撃で壊れてしまいました。注意はしていたのですが、
やはり空気圧がゲージの限界を超えると速攻壊れますね。
その点、これはMAX400kpaなのでやっぱ安心です。
ラフに置いてもゲージのまわりにはゴムのカバーが大きく付いていますので、
クッション性が高く、衝撃でゲージが狂いにくいようです。
自分はこのゴムがカッコよくて今回これを買いました笑。
まだ依頼したことないのですが、針がゼロ位置に戻らなくなったら、校正してくれるそうです!
ミツトヨのノギスとかと同じですよね。イイものはその後のアフターサービスも素晴らしい!
工具箱には入る大きさではないので、別途保管する場所を確保するか、
専用のケースを買うことをお勧めします。
どんな人にお勧め?
コンプレッサー等で空気圧を200kpa以上に上げたあとに、100kpa以下に調整する人。
取り扱いがラフに扱って、エアゲージを壊したことがある人。
デジタル式エアゲージの電池交換が面倒な人。
モトクロスタイヤの空気圧調整がいままでラフだったけど、これからはきっちりやってみたい人。
評価・総括
★★★★★
値段は高いのですが、五つ星です。
これまで、
・エーモンの針ゲージのタイプ
・原始的なペンシルタイプ
・MAX200kpa以下用の針ゲージタイプ
・デジタルタイプ
など使用してきましたが、一番良いっすね。
一般ユーザー向けにこの大きさでこの仕様のようなエアゲージを販売しているのは
ブリジストンさんだけなんです。BSさん偉い~。
モトクロスって
・サスセッテイング
・シートの硬度
・ステップの位置
・タイヤの空気圧
上記4つがタイヤを路面に追従させるために調整できる主要な部分なのですが、
タイヤ空気圧はもっともダイレクトにキク部分です!適正値を維持しましょう。
それではまたね。
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