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オフロードバイクの足つき性を簡単に向上させる方法!

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サブフレームの締結部を長孔に改修すると10㎜ほど下がります!

サブフレームは一般的に上下1か所づつ、左右で合計4か所をM8かM10ボルトで締結しています。

下側の締結点の穴を長孔に改修すると、モトクロス車のシート後方付近でおよそ8㎜~15㎜低くすることが

できます。長孔の削り量は5㎜前後です。溶接改修等は必要ありません。

マフラーの締結はこの程度の寸法変化なら、一度各部の締結を緩めてガタを最大限に有効活用しながら

寄せて上げて再締結することで、そのまま無改修でマフラー締結が可能です。

またこの量ならば、リヤタイヤがフルストロークした際にフェンダー内で接触することもありません。

現実的に最も有効な足つき性向上の改修方法です。

どんな人に有効な改修方法かご説明します

今日は主にモトクロス車のシート高DOWNの方法のご紹介です。

バイクにまたがったときに足が地面に届かな~い!

スタンディングで走行しているときに、シートとお尻のクリアランスがあまりとれなくて突き上げがこわ〜い

シートのアンコ抜きは既に行ったのだけど、まだ足りない。もう少しシート高を下げたい。

シッティングのコーナーリングにシートが高すぎて、荷重がかけにくい。

ステップを上げると重心が上がるのがいやだ!できればシート高を下げたいでーす!

サブフレームのカットなど大幅な改修はできるだけ避けたいわ

こんな方にお勧めの方法です。

改修内容詳細

サブフレームは一般的に上下1か所づつ、左右で合計4か所をM8からM10ボルトで締結しています。

この締結のうち下側の左右2か所の締結部をシート高が下がる方向に長孔化改修を行います。

下の写真はサブフレームの締結部に目印を入れています。上下に締結がありますね。

続いて、下の締結部にのみ手を加えたときのシート高の下がり具合イメージを青色で表しています。

最後に改修の詳細です。サブフレーム下側締結部の穴を長孔化します。リューター等で改修します。

赤い部分を少し削るだけですぜ!!!!!!

削る量は5㎜ほどです。削る方向も肉厚がある方向ですので、使用上の弊害は無いと言って良いです。

この位置で5㎜程削ると、シート後端位置で、画像のようにおよそ8~15㎜ほど下がりますぜ!

この改修の良いところ

今回長孔化したすぐ隣付近を一旦切断し、5㎜ほど短縮、再溶接する方法もあります。

でもこれは溶接改修の面倒さと強度信頼性が不安ですよね。

また5㎜以上のCUTを行うと、マフラーの締結点改修やフェンダー内とタイヤの接触部の改修も

発生しますので大がかりなものとなります。

これに対して今回ご提案する締結部の長孔化5㎜前後の改修範囲の場合は

マフラー締結点もその量産のガタの範囲を有効に使い、寄せて上げて丁寧に組み上げれば、

締結点の改修は無改造で固定が可能です。

マフラーは重量があり転倒時に外乱を真っ先に受ける部分ですので、

締結部の信頼性はとても重要です。できればDIYは避けたいところです。

以上より、このサブフレーム締結部長孔化によるシート高DOWN方法は、その改修のお手軽さと

その後の強度信頼性が確保されたお勧めの方法です。

合わせてシート改修(アンコ抜き)も行うとBESTで~す!

別途記事にしていますが、シート改修も行えば、前側からシート後端及びリヤフェンダーまでの

一連のラインでおよそ20㎜~30㎜はシート高を下げることが出来ます。

これで、マフラーやA/C BOX周りは無改造なのですから凄い仕様ですよね。

まとめ

シート高DOWNって結構大変な事だと考えがちですが、サブフレーム締結部の長孔化で

8mm〜15mmのシート高DOWNが可能!

合わせてシート本体のアンコ抜きを行なえば、シートの前側から後ろ側まで

全体で20㎜~30㎜DOWNが可能!

ぜひやってみてください。

またね。

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