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MX408モトクロスコース攻略サイト!マディ編

RIDE

今年開催されるMX408レースに参加予定の皆様に最新のコース攻略につながる情報データベースです。

データベースの条件

■走行日時は2023年4月16日(日)

■天気は雲のち小雨

■ライダー私 元IB 身長172 体重65

■私のフィジカル状況:週3の往復25キロ自転車通勤と毎日のストレッチ、簡単筋トレ。

 腰痛の方は最近まあまあ調子がいい。

■マシンは2019CRF450

■タイヤ BS X31 

■前後サスペンションバネレート:Fr4.8、RR56   別途レポートご参照です。

CRF450曲がるセッテイング フロントフォークバネレートDOWNの効果は!?

■コース状況は木曜からの関東地方の不安定な天気により、マッドなコンディション。

ただしコース整備状況は4月16日サンデーモトクロスに向けブル整備済み&未走行状態。

(サンデーモトクロスはこの状況でしたので中止でした)

■当日走行者は仲間と2名のみの天然貸し切り。

よってわだちやコースの荒れ方は 元A級の友人と元B級の私と2名のみの最低限なものです。

■走行時間、枠はAM1本、PM 3本の合計4本、各20分走行しました。

■洗車機を使用し都度泥は落とし走行。

■走行前のコースは写真のような状況です。

見た目全然行けんじゃね?って感じですが、基本的にほぼドマッド。今季サンド質に改修中でそれに救われている。

レイアウト全体確認

MX408HPにあるコースイラストをベースにと当日のコース全体像との確認です。

コンビネーションジャンプが多数ある、SXコースのイメージ! 

最新のコースとは若干異なる部分もあるようですが、大枠イメージはあっていますので、これをベースに以下で説明致します。

全体を走行しての感想

全体として、コースはサンド質で特別土質が変化する部分はありませんでした。見た目以上に走りやすい!

コースサイドのバンクは土質のようなので、若干滑りますが、高さと良い意味の壁感がありますので、沿って曲がるもよし、ぶつけに行くもよし、壁走行するもよし、発想力とスキル次第で、ラインどりの選択肢は増えそうです。

コース改修まもないこともあり、ジャンプ進入の轍は深くなりやすいように感じます。

マッド走行ではコーナー奥にぶつける事ができるバンクを見つけ、鋭角に走ることが多いですが明確にぶつけるポイントがないコーナーが数か所あり、そこについてはレースではテクの差が出る場所だと感じました。

今回ド!マッドコンディションでの難所と対応策を書き出しますが、おそらくDRYやMIDコンディションでも共通するポイントになると思います。よかったら参考にしてみてください。

主要箇所の説明

それではドマッドコンデイション!主要箇所攻略の説明

1⃣コーナー・・・どマッドではINは無視でした。しかしコーナー外側はバンクというよりカントが付いている状態なので、案外向きを変えるのに丁寧さが必要。

素早く方向をかえて、スロットルを開け車体をできるだけ長く安定させる事が出来るラインを探します。突っ込み過ぎてHSR九州1コーナーのように、勢い余って外に落ちぬよう!

写真は1コーナー入口付近

ポイントA・・・Aの右外側の土手はどマッドな状況では安心してぶつけに行けるバンクの最初の位置。そこまでは頑張って全開。

できればこの位置はスタンディングでスルーして、奥のBで曲げたい。

2⃣コーナー・・・現実的にアベレージ走行ではこの2⃣位置付近のバンクにぶつけて一次旋回しましました。

ポイントB・・・自分はB位置では何もせず通過するイメージ、高めのギヤ。

Bのちょい先・・・この辺が2次旋回する位置になりました。土手(バンク)にぶつけて曲がるポイント。多角コーナーにしました。

この位置でコーナーリングは終了させ、真っ直ぐに上り斜面に全開で向かいたい。

高めのギヤでバンクに全開でぶつけて、そのまま、高めのギヤで全開で斜面に突入!のイメージ。

低いギヤでの全開は、滑って案外難しい。また、低いギヤでは上り途中でのシフトアップが必要になる可能性あります。シフトアップは、駆動力が一旦途切れるため、この区間ではできれば避けるべき挙動です。

  写真はB位置アウトラインの友人(上に張り付いてラインを捜してる

ポイントC・・・まあまあ上りです。マッドでハンドルを取られて蛇行するとタイム差が出る区間の一つだったので、ここは真っすぐ全開を確保する区間

ポイントD・・・ピークのジャンプ。進入が斜めだと着地ポイントでコースアウトしそうになりロスるので、 Cの上り区間から真っすぐ飛ぶようにアプローチしたいところ。

離陸寸前はアクセルちょい戻し。着陸は前後タイヤ同時着地で、次のセクションに備えます。

Dのちょい先・・・下り。右側アウト側は名阪の壁沿い走行に雰囲気が近いところ。若干逆バンクで、マッドだと右側に張り付きやすい。右の土手にぶつけて曲がってみたが、あまり速くない印象。我慢して早めに方向をかえて、まっすぐ下るのが、最善か。

エンジンパーシャル特性必要。

3⃣コーナー・・・下りきったところ。この変で方向をかえなければ、その先のテーブル飛ぶと、右側にコースアウトしそうになる。

しかしテーブルの進入で方向を変えようとすると、フロントが取られて蛇行失速しやすかったので、タイム差が出やすいところ

刻々とコンディションがかわり、BESTラインがかわる。臨機応変に走れるマシンセッティングがポイント。

この辺りはどマッド専用タイヤにしたいところ。

4⃣コーナー・・・曲ってすぐ角度のあるテーブル。雨ではバンクもジャンプ斜面も滑る。

        アウトラインのみか。。。

ティアオフめくる準備。

  写真は4コーナー

ポイントE・・・現地は若干異なるが、アウト側にぶつける事ができる土手がある。

左土手に向かって全開。

左土手キャンバーで全開。

5⃣コーナー・・・左の土手まで真っすぐ全開で行って、左の土手にぶつけて減速&右コーナーはイんちょろが鉄板か。

6⃣コーナー・・・右のバンクは固く滑る印象ですが、方向は変わるので外→外で曲がり、Fの単独ジャンプはできるだけ飛んで泥を落とす

7⃣コーナー・・・左外側バンクが遠く心細い。よって、自分は早めにブレーキング&1速落とす&インちょろで自分が曲がれる轍をつくった。

ポイントI・・・3つほどのコブあり。コースわきに水たまりがあるので、コースアウト&水没リタイヤ注意

どマッドでは、基本に忠実に自動車教習所での波状路通過イメージ。

フロントあげ過ぎないで。

Kジャンプ・・・現地はその他コブが複数。進入を安定させ、飛べるものは2連で処理。

下り斜面には丁寧に合わせて加速ポイントに。

10コーナー・・・バンク固く壁感。若干不自然だが曲げる事はできる。タイム差つきにくい。

11、12区間・・・複数のコブ。コースサイドに水たまり。コースアウト&水没リタイヤ注意

13コーナー・・・外はバンクでなくカント。カントから外に落ちぬよう注意

座る前に1速落とす。ギャラリーはいないので、ワイドになり過ぎぬよう。

テクの差タイム差が出やすい場所

    写真はマッドでは難しい13コーナ

14コーナー・・・固く壁的なバンク。ただし方向は変わるので沿って曲がる。距離なくテーブルジャンプ。マッドでもテーブルが飛べるなら軽く1秒はライバルに差をつける事ができるポイント。現実的なバトルの最中にコけずにテーブルを飛びきれるか?というと微妙。

日ごろの基礎体力トレーニングの成果がでそうなところ。

ビヨーンと行ってください。

最終コーナー・・・バンクというより、カント。曲げるきっかけが難しい。タイム差出やすい。

    写真はLの位置付近のジャンプ着地です。(飛びきってませんよ笑)

攻略のポイント

まとめ:自分の感覚ですが、コース幅があり、スピード差、コーナーアプローチが複数とれて バトルになるポイントは最終コーナーから4コーナーまで。

その中でも最大のポイントはズバリ3コーナー!

ポイントDをくだって、テーブルトップまでの区間で可能性がある数本のラインどりを状況に応じ

使い分け、タイムを削ぎ、ライバルを抜くことができるか。。。

優先順位をあげて、マシンをあわせこみ、神経を集中したい。

この区間のバトルを最大限確保できるように、その前後の処理を確実に行い毎周回備えたい。

この区間で勢いに乗ることができれば、その他の細かい部分もテンションが上がりそう。

また、コース全体で3箇所ほどある右コーナーが、基本全て大外に明確なバンクがない。

どこで、どのように曲がるか、テクの差、タイム差がが出そう。

これについては、別途基礎練習が必要。

最後に

いががでしたでしょうか。

2023最新MX408ドマッドコンデイションでの攻略ポイントというレアケースですが、

なにか参考になればありがたいです。

自分は走行枠最後にメインヒューズの接触不良で始動できず終了~となりました。

カプラー接続部やヒューズ接触部のメンテナンス、防水処理は重要ですね。

またフロントフォークOILシールが逝きそうだな。そんなときはリンクご参照です。

超簡単!”フロントフォークOILシール交換/スプリング交換の方法

ドマッドレースは最後まで走るとポイントがきっと付いてきます。

備えてがんばりましょう。

MX408様、我々2名のために通常通りのコース提供をしてくださり、ありがとうございました。

最後に、コロナ前に家族で行ったグレンヘレンの写真です。

看板が同じスタイルですね。

それではまた。

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