結論:フロントからセッテイングを決めていくのは正解だと思う
2019CRF450でフロントフォークの減衰テンション側をかなり強くすると、コーナー進入からクリップまでがつながりが良くなったので整理したいと思います。
少し思い通りに曲がるようになりました。
これまで:Frブレーキリリースするとすぐアンダーになる
なんか当たり前のように感じますが、今までブレーキングから寝かしこみまではいいものの、
フロントのブレーキリリースを行うとフロントがライン1本分外にずれてしまい、
ぜんぜんインに付けませんでした。
イメージ的にはフロントブレーキリリースすると、フロントタイヤがアウト側に
行ってしまうくらいのイメージです。
青ラインが自分の良いときのイメージ
赤ラインは2019 450でのこれまでの通常ライン
再度これまで乗った4STバイクを振り返ってみる
450ってこんなもんなのか?でも2006 450はこんなんじゃなかったような?
2011 250もこんな挙動じゃなかったよなって思いながら、4年乗ってました。
こちらについては、別途年式違いの前後サスバネレートの変化を整理していますので、
編集できたら公開します。
これまで改善をこころみた策と、そのネガ
今までは、リヤを高くしたり、リヤの減衰いじったり、
たまにフロントフォーク突き出したりして、フロント荷重を増やす事をTRYしてたんですが、
コーストータルで考えるといつももとに戻ってました。
450でリヤのバネを締め上げると、多少曲がりますが、ギャップでリヤが
跳ね上がるその挙動がデカくて怖いんです~。250ではある程度我慢できたのでその手が使えました。
なんとなく原因はフロントなのでは?と違和感は感じてたんですが、
問題はピョコピョコ動き過ぎるフロントフォークだと気が付かなかったのです。
気づき モトクロス車にスリックタイヤを履いて、サーキットを走ってみた
正月にスリックタイヤ仕様にして、井頭モーターパークを走った際に先輩にアドバイス頂き
フロントテンションを通常より強くしたところ、回り込んだコーナーの後半がとても良くなったので、
オフロードでもそのままのセッテイングで試したところ、方向性は間違いありませんでした。
オフロードユーザーもたまには、アスファルトで乗ると、いろいろ理解が深まりそうです。
コーナー初期から中間までが曲がるようになり、アクセルの除開からの
立ち上がり全開まで、これまでよりスムーズになりました。
まとめ:進入からクリップまでFr荷重をコントロールできているか
ライダーの技量によってストレートからコーナーに進入するときのスピードと、
フロントブレーキの強さが異なると思います。
自分の場合、450量産車が想定している進入スピードとそのブレーキングに
達していない為、フロントフォークのストロークの初期の部分のみしか
使えていなかったのかと思います。
よって、圧側を極端に抜き、伸び側減衰力を極端に強くして伸びスピードを遅くすることで、
ブレーキングでフロントを深くストロークし、維持させることができるので、
キャスターが立ち、荷重がフロントにのった時間帯を長くつくる事ができるので
安定して曲がることができるようになったようです。
欲を言うと、まだ少しブレーキリリース後のフロントの
伸びあがりが速く感じるので、もう少し低い位置で留まっていてほしいところです。
ただし現状Fr減衰力のアジャストは既に最強から4~5戻しの位置なので、限界に近いです。
減衰に依存し過ぎたセッテイングは軽快性を損ねてドンくさいバイクにしてしまうので、
フロントのバネレートを下げて、減衰は抜く方向にしてみようかと思っています。
別途フロントフォークOILシール/スプリング交換参考にしてみてください。
超簡単!”フロントフォークOILシール交換/スプリング交換の方法
フロントフォークSPGバネレート下げての実走報告に続きます。
CRF450曲がるセッテイング フロントフォークバネレートDOWNの効果は!?
4st450って調教するにはほんと難しいバイクですがやっぱ馬力感が楽しいバイクなので
いじりがいがありますよね。
それではまたね!
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