久しぶりにCR500に乗ったら、セッティングが合っていなかった
先日、久しぶりにCR500を動かしてみました。
ところが、始動から大変です。何とかエンジンはかかったものの、走行フィーリングもどうもおかしい。どうやらキャブセッティングが合っていないようです。
そこで調整しようと思ったのですが、肝心のメインジェットセットを持ってくるのを忘れていました(笑)。
結局、現地では何もできず、1本走って帰ることに。
せっかくの貴重な休日だったのに、ちょっと残念な結果になってしまいました。
考えてみれば、CR500にいつ乗って、いつキャブセッティングを合わせたのか、もうはっきり覚えていません。おそらく、前回乗ったときとは季節も違っていたのだと思います。
気温や気圧などの条件が変われば、以前に合わせたセッティングが今もベストとは限りません。
今回の経験もあって、最近、キャブセッティングとの付き合い方について少し考えるようになりました。
キャブセッティングは、追い込むほど難しくなる
2ストロークエンジンのキャブセッティングは、なかなか奥が深いですよね。
メインジェット、スロージェット、ジェットニードルなど、それぞれの調整によってエンジンの特性が変わります。
単純に濃い・薄いという話だけではなく、どのスロットル開度で、どんな負荷をかけたときに、どのようなフィーリングを求めるのかによっても調整の方向性が変わってきます。
例えば、高回転域では気持ちよく吹け上がり、低中速域ではリニアで扱いやすい特性にしたい。
ところが、両方の領域で理想的なフィーリングを得ようとすると、これがなかなか難しいんです。
各回路の作用範囲は重なっているので、一つの調整で狙った領域だけが変化するとは限りません。ある領域のフィーリングを改善しようとすると、別の領域とのバランスも考える必要が出てきます。
ジェットを交換しては走り、また交換する。その繰り返しですね。
もちろん、納得できるまでセッティングを追い込むのも、バイク趣味の楽しみの一つだと思います。
ただ、サンデーライダーにとって、そこまで徹底的に追い込むことが本当にベストなのか。最近は、そんなことを考えるようになりました。
CR500では、高回転域を追い求めすぎない
私の場合、CR500で高回転域を使い切るような走り方は、あまりしません。
それよりも、エンジンが始動しやすく、低中速域でリニアに反応してくれれば、十分に気持ちよく走れます。
つまり、自分が実際によく使う領域で、ある程度満足できるフィーリングが得られればいいんですよね。
高回転域まで含めてすべてを最適化しようとすれば、調整する範囲も広がります。全体のバランスを取るために、手間も時間もかかることがあります。
一方、あまり使わない高回転域については、必要以上に追い込まないと割り切れば、セッティングの目標もシンプルになります。
もちろん、高回転域を使わないからといって、燃調を適当にしていいわけではありません。エンジン保護に関わる問題は別ですし、必要な安全マージンは確保しておく必要があります。
そのうえで、自分が求める性能に優先順位をつける。
私のCR500なら、始動性と低中速域のドライバビリティを優先する。それで十分に楽しめるのであれば、さらに細かな調整を続ける必要はないかな、と思っています。
サンデーライダーは、その日のベストを追い求めすぎない方がいい?
ここで、もう一つ考えたいことがあります。
それは、バイクに乗れる頻度の問題です。
頻繁に走れる人なら、今回のセッティングを試して、次回また微調整することもできます。
ところが、私たちのようなサンデーライダーは、次に走れるのが2〜3か月後ということもあります。
その間に季節が変わり、気温や気圧などの条件も変化します。前回の走行で時間をかけて追い込んだセッティングが、次回もそのままベストとは限りません。
それどころか、久しぶりに走りに行ったら調子が悪く、現地でセッティングをやり直すことになるかもしれません。
今回の私のCR500が、まさにそんな経験でした。
貴重な休日に、半日、場合によっては丸一日をセッティングに費やすことになれば、肝心の走行時間が減ってしまいます。
その日のベストセッティングを追い求めることに夢中になり、バイクに乗る時間そのものが少なくなってしまう。
これでは、ちょっと本末転倒ですよね。
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メインジェットを1〜2ランク変更する程度で、満足できるなら止める
最近の私は、CR500の場合、まずメインジェットを1〜2ランク程度変更することを一つの目安にしています。
もちろん、メインジェットだけですべての領域が最適になるわけではありません。スロージェットやジェットニードルなどを調整すれば、さらに良いフィーリングが得られる可能性もあります。
ただ、そこまで追い込む必要があるのかは、また別の話です。
自分がよく使う低中速域で扱いやすく、始動性も良好で、ある程度納得できる状態になったのであれば、それ以上は追い求めない。
私の感覚では、100点を目指して細部まで調整するより、70点程度の満足度で止めておく方が、今の自分のバイクライフには合っています。
これは、整備をいい加減に済ませるという意味ではありません。
必要な整備を行い、エンジンに無理のない状態を確保したうえで、性能をさらに追い込むために、どこまで時間をかけるかという話です。
年齢を重ね、乗れる頻度も変わってきたことで、自分の中の判断基準も少しずつ変わってきたように感じます。
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年齢とともに、バイクとの付き合い方も変わる
若い頃や、もっと頻繁にバイクに乗れていた頃なら、納得できるまでセッティングを追い込むことにも、大きな楽しさがあったと思います。
しかし、年齢を重ね、乗れる機会が限られてくると、時間の使い方も変わってきます。
キャブセッティングを追い込むことも楽しい。でも、実際にバイクを走らせることも同じくらい楽しい。
ならば、ある程度納得できる状態になったところで区切りをつけ、走行そのものを楽しむ時間を優先してもいいんじゃないでしょうか。
自分があまり使わない領域の性能まで徹底的に追い込むより、自分が使う領域で十分に満足できる状態を作る。
そんな考え方も、長くバイクを楽しむためにはアリだと思っています。
まとめ:最高のセッティングより、自分に合ったセッティングを
キャブセッティングには、追い込もうと思えば追い込める奥深さがあります。
ただ、すべてのライダーが、あらゆる回転域で最高のフィーリングを求める必要はないと思います。
自分がどんな走り方をするのか。どの回転域をよく使うのか。そして、どれくらいの頻度でバイクに乗れるのか。
そうした条件によって、求めるセッティングも変わってくるはずです。
私のCR500の場合、始動性がよく、低中速域でリニアな特性が得られれば、十分に気持ちよく走れます。
だからこそ、必要以上に高回転域まで追い込むことはせず、ある程度満足できたら、そこで止める。
100点のセッティングを目指して調整に時間をかけるより、70点でも納得できる状態で、バイクに乗る時間を大切にする。
これが、最近の私が考えるサンデーライダーにとっての最適解です。
今日はこの辺で。
またね。

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